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Brand Wars

Brand Wars(1)
Brand Wars
伊東屋銀座店に行った帰り、昨年11月30日にオープンしたブルガリ銀座タワーに気づきました。そういえば、カルティエも改装が終わっている、あれがニュースで言ってた金色の外装か、などとぼんやり見てました。銀座通り2丁目と3丁目の交差点界隈は昨年末も通っているので目にしているはずなのですが・・・もう少し敏感にならなくては。

ところで、銀座に欧米の高級ブランドが続々と進出していますが、その動きが以前のような百貨店の軒先店舗ではなく、独自の店づくりという形態になっているような気がします。

ブランドが百貨店に入る意味として集客という目的があります。しかしながら、昨年のデフレ不況の最中でも高級ブランド品だけは売り上げがあがっている。そういった消費動向を見ると、百貨店の力よりもブランドそのものの力が強くなってきていると考えられます。それに加え、銀座に買い物に来る客層が東京だけでなく、全国各地の観光客や、中国や台湾の外国人観光客まで拡大しているとか。さらに、それらの客の買い物の仕方が、百貨店ではいろんなブランドを見て回って選択するというのに対し、独自店舗へはそのブランド品と店舗オリジナル商品を目当てにするというような、購買意識のすみ分けも明確になってきているようです。

これらの要因を踏まえたうえで、銀座という街自体のステータスに寄り添う形で、ブランドカラーを全面に押し出したビルが相次いで建てられているのだと思います。銀座通り2丁目と3丁目の交差点界隈は、まさにブランド戦争真っ只中ですね。

欧米の高級ブランドが日本にターゲットをしぼっている理由として、日本人はブランド志向が強いためといわれています。ブルガリ銀座タワーもブランドとして世界最大の旗艦店だとか。決して安くはないのですが、ブランド品を持つという日本人の心理・・・「ブランド品でなくても良いものはある」、「人間はたいしたことないのに、単にカッコつけてるだけ」・・・ついつい批判的な考えが浮かんでしまいますが、かくいうルート自身もブランド品をいくつか所有しております。

ブランドというのは市場に出回っている確立された価値観みたいなものです。つまり、ブランド品を身につけたりするというのは、そういった価値観を身にまとい、自分をその価値観にゆだねるとともに、周りにもその価値観で信頼や安心を与えるということなのでしょう。

ただ、そういった信頼や安心を与え続けるには、そこそこの財力が必要となってくるわけです。そうなると信頼されるのは金持ちだけで、ブランド品をもてない人は信用や安心感を与えられず、取り残されていく一方・・・「格差」という言葉がついつい浮かんでしまいます。ただ、なんとかそういった市場の価値観にとらわれない形で、まわりに信頼や安心感を与えることができないものか。それは、自らの価値観を創出し、自分自身をブランド化するということなのでしょうけれど・・・
Update: 23:55, Jan 19, 2008 | Category: DairyReport | edit | read the comment about this entryRead() | rssRss
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