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Do You Have A Good Sleep?

Do You Have A Good Sleep?(1)
Do You Have A Good Sleep?
どうもルートはイビキをかいているようです。こんなことを公表する人も珍しいのですが、4月13日のNHKスペシャル「病の期限 第1集 睡眠時無呼吸症 〜石器が生んだ病〜」を見てから、イビキについてかなり気になっています。

番組で紹介されていたサラリーマンの方も豪快なイビキをかいてらっしゃいましたが、病院での泊り込みの診断中の映像では、このイビキが突然止まり、30秒〜1分ほど呼吸が停止してしまうという症状がみられました。止まった後、苦しさのあまり豪快なイビキとともに呼吸が再開するという感じです。これがいわゆる「睡眠時無呼吸症」だそうですが、重症になると心臓病や脳卒中といった様々な合併症の原因となるという調査結果が報告されていました。

イビキが突然とまるのはなぜでしょうか。番組はイビキのメカニズムを、人類の進化の過程における食という観点からとらえていました。

かつて人類は、動物と同じように食物を加工せず食らい付くように食べていた時代がありましたが、今のような食生活になったのは石器を発明したからです。石器により人類は、食物をやわらかく食べやすい形に加工するということを覚えます。その結果、力をいれずとも食べられるようになり、他の動物に比べてあごの骨がだんだん小さくなっていきますが、それに伴い、気道の面積も狭くなっていきます。

ところで、番組では言葉を理解するサルが紹介されていました。英単語が聞こえてくると、モニタに映し出された写真から選ぶというもので、百発百中、きちんと言葉を理解しているようでした。ただ、このサルと人間との間には大きな違いがあります。それはサルは言葉を話せないということです。

なぜ人間は言葉を発することができるのでしょう。これは進化の過程で、とても複雑な動きを実現する舌を手に入れたからです。他の動物に比べ、断面からみると丸みを帯びた人間の舌は、とても複雑な動きをしながら、口の中の空間や気道との間隔を調節し、その空間により、吐き出される空気から言葉の要素となる音を作り出しているそうです。

発達した舌、そしてそれをおさめる小さなあご、このアンバランスさこそがイビキ、そして睡眠時無呼吸症の原因とのことです。イビキをかいているときは舌と気道が狭まっている状態、睡眠時無呼吸症は舌と気道が完全にふさがった状態。肥満の方も気道がせまく、睡眠時無呼吸症になりやすいそうですが、現代の子供たちもやわらかいものを食べるようになったことであごが縮小し、幼少のころから睡眠時無呼吸症がみられるようになったとのことです。

番組では最後に治療法を紹介していました。一つはあごを広げる手術です。これは成長期の子供がマウスピースのような器具をつけ、徐々にあごの骨を広げていくというもの。もう一つは鼻から喉へ空気を送り込むためのマスクを寝る時につけ、舌が気道をふさがないように一定の空気を送り込むというもの。ただ、両者とも決めてとなる治療法というわけではないそうです。

進化の過程で言葉を手にいれた人類は、他の動物たちよりも圧倒的に優位にたったわけですが、それなりの代償もあったわけです。

以上が番組の内容ですが、自分自身かなり思い当たる節があったので、いろいろ考え、とりあえず枕を変えてみました。二週間ほど試したのですが、眠りが深くなった気がします。ただ、あくまで自己診断なので、早急に診断してもらおうかと検討中です。
Update: 22:55, Apr 30, 2008 | Category: Column | edit | write your comment about this entryWrite | read the comment about this entryRead(1) | rssRss