ワークスタイル
ワークスタイル
某メーカーに出向し、そのメーカー内で一緒に仕事をしていた友人が昨年自社に戻ったのだが、その友人から半年ぶりに連絡をもらった。今何をしているのかたずねたところ、全体のディレクションとか、編集とか、翻訳とか、校正とか・・・といろいろ言っていたが、要するになんでもやらなきゃいけないらしい。土日は絶対休むかわりに、週に3日は泊まりともぼやいていた。
昨年までの自分もそういう仕事っぷりだった。会社に泊まりは当たり前。担当も編集・ライティングだったが、人手不足の時は自分でデザインもやった。
友人の気持ちがよくわかる。サラリーマンはつらい。
ところで、昨年末から立場が変わった自分は、今年は思い切って深夜まで仕事を引きずらないようにし、必ず帰宅するというスタイルにかえている。徹夜の仕事は質も下がるし、翌日の効率も落ちる。自宅にもどってしっかり寝て、翌朝から作業した方が結果的にアウトプットは良いという理論(当たり前すぎますね)。
ただ、クライアントから夕方連絡が入り、締切りが翌朝までなんだけどなんとかできない?といわれることがある。その場合、どうする?
断る。
断ったことで仕事をしないわけだから、当然売上げは落ちる。ただ、一度そういう仕事をうけてしまうと、そのクライアントさんからは不思議と次回もそういう期限で依頼をいただくケースが多い。徐々にそのクライアントさんから「無理のきく外注」ということで仕事も増え、こちらも「翌朝まで」みたいなワークスタイルが当たり前になってくる。一方、昼間は昼間で通常の仕事があるわけだが、疲れと寝不足から効率と質が低下、気がついたら、昼間の仕事は減り、夜の仕事だけ。深夜料金など認められないし、結果的に全体的な売上げは低下・・・
徹夜作業でなんとか締切りに間に合わせれば、そのクライアントは喜ぶだろう。無茶してもなんとかやります、といえば確かに一時的に仕事をいただくことはできると思う。ただ、それは全体的にみるとマイナスのような気がする。おそらく、昨年までのように、翌朝までの締切り依頼があった段階で断らなくても、徹夜作業できちんとした仕事をこなすことは可能だと思うが、仮にミスした場合、がんばったんだから見逃してくださいなんて許されない。ミスはミスなのだから。
徹夜だけに限ったことではない。連絡の仕方、打合せの時間、お付き合いまで含めてのワークスタイルである。要するに、自分のワークスタイルはこうです、ということをクライアントに示し、それでお仕事をいただけるかどうかなのだ。
友人は今夜も泊まりの様子。そういう時期もある。がんばれ。







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