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とりあえず…

とりあえず…
先週は八王子にある取引先で打合せやサーバ設定が続き、都心になかなか戻れずホテル泊だった(rootlog更新もおろそかになってしまい、その分だけ考えていることもいつもの1.5倍。今回はやや長文です)。

その取引先の近くに、いつも通っているスポーツジムの看板を見つけたので、ストレス発散の意味で行ってみた。新しい施設らしく、ピカピカで気持ちいい。スタジオも広く、お風呂も充実。このままあと一週間くらい八王子に泊まりたい気分だった。

ジム通いは今年で3年目になる。仕事で地方に行く機会が多い自分は、日本全国の同系列店舗が利用可能な会員種別で登録している。今回のように仕事などで地方に行くと、興味本位で地元の店舗にいってみたりする。

初めての店舗で最初に迷うのはロッカールームの場所。受付に聞けば良いのだが、一度説明があまりにも長くてスタジオプログラムに出られなかったことがあった。それ以来、受付で手続きを済ませた後は、常連ぽい方々の流れについていくようにしている。常連さんたちは無駄な動きがないので判別つきやすいのだ。「郷に入らば…」という言葉通り、スタジオでの態度やお風呂場での振舞いも、とにかく周りの人々と同じように行動する。そうすることで、余計なストレスなく、いつも通っているジムと同じ時間をすごすことができるのである。

とりあえず周りと同じことをしてみるというのは、その場を切り抜けるのに意外と役立つ。ジムだけでなく、旅行に行った時の買い物、初めて入るレストラン、大手メーカー様訪問など、その場とズレた態度をとらないようにするのにも処世術として重宝している。

自分が周りとズレていないか、今のポジションがここでよいのかという不安は常にある。そんなとき、とりあえず立ち止まって周りを見渡し、その周りの仕草を、何も考えずただまねてみる。そうすることで、自分のポジション、あるいは周りとのズレが見えてくる。

ここで重要なのが、考えずにただ単にまねてみるということ。なぜ周りはそんな風に行動しているのか、そこに向かう理由はなんなのか、そういったことは考えない。考えても分からないのだ。理由はまねた結果に見えてくるのだから。

考えてしまう人というのもいる。高学歴出身者やある程度社会的な地位が確立した方、あとクリエイターやアーティストなど、自分のスタイルで活躍されている方に多くみられる。自分の中で出来上がったスタイルを捨てる正当な理由がない限り、馬鹿みたいにまねることがなかなか難しいらしい。

話をインターネットに向けよう。


では「あちら側」へたどり着いた先にみえてくるものは何か…推測はできるが、具体的なものなど誰もわからない。

ただ、『ウェブ進化論』でも紹介されているように、技術的な凄さというのは実感できる(GoogleEarthを触ったときの感動は忘れられない)。ビジネスとして考えると成功できるかどうかは不明であるが、その技術的凄さだけを信じてWeb2.0という流れに身をまかせること…

20世紀後半、インターネットが出始めた頃もちょうどそうだった。衝撃的に登場したインターネットだが、インフラ面が未整備でコストがかさむため、次第にオタクたちのおもちゃのようにみなされていった。IT業界もバブルがはじけ、悲惨な状態で21世紀を迎えた。

しかし、IT業界は再び活気を取り戻した。シリコンバレーの「オタク」たちが技術の向上に挑戦し、IT業界の価格競争はブロードバンドのインフラ整備を加速した。20世紀後半の予想はことごとくはずれ、世界的規模でネット社会が成立したのである。

自分はWeb2.0の流れにどこまでのれるかわからない。しかし、周りとズレが大きくなっててしまい、軌道修正のきかなくなる方がもっとこわいと感じる。今の流れの中で、自分の位置がズレないようにするためにも、常に何事も受け入れられるような姿勢でいなくてはいけない。

とりあえずみんなと一緒に「あちら側」に向かうこと。そして、「あちら側」に着いたら、自分の考えで行動すればよい。

追伸:
帰宅後、友人に誘われ、五反田でラーメンを食べたので写真アップ。エビワンタンメンでした。美味。
今回のrootlogは、ラーメン屋さんの向かいにあったターリーズでラテを飲みながら、その友人と2時間くらい話したことです。
Dec 19, 2006 13:32 | | コメントを書く | コメント(0)

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